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オタクの鉄人

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08/02/22

オタクの鉄人〜オタク業界のリーダー達に問う〜
第3回「株式会社GDH 代表取締役 石川 真一郎社長」part2

オタクの鉄人 おたまっぷウェブ

オタク業界のリーダー達に成功の秘訣や考え方、今後の企業・業界の展望、プライベートの過ごし方まで徹底インタビューするオタク・オタク業界で働きたい人、必見のおたまっぷ新コンテンツ「オタクの鉄人」。
第3回は、アニメーションブランド・GONZOを中心として、世界的に評価が高いアニメコンテンツを国内外で展開するグローバル企業「GDHグループ」の総帥、株式会社GDH 代表取締役の石川 真一郎社長のインタビューです!

株式会社GDH 代表取締役 石川 真一郎社長

〜前回の続き〜




-アニメーション業界及びコンテンツ業界の展望について教えてください。

私はこれからのキーワードは2つあると思っています。
1つ目は「グローバル化」ですね。
例えばアニメ・漫画・同人誌などの日本のオタク系のコンテンツは、もうグローバルコンテンツになりつつありますよね。 今は「オタク」という言葉自体が英語にもなりましたが、昔は「オタク」という言葉だったり、「オタク向け」という言葉はある意味半分蔑み、半分プライドみたいな所があったわけじゃないですか。

ただ現在の「オタク」というのはインターネットのGoogleを使っている人も極論で言うと「オタク」だと思っています。世の中の30歳以下のインターネット世代と言われる人達、25歳以下のweb2.0世代の人達は多分その人口の8割が何らかの形でオタクだと思うんですよ。
世界的にそういう傾向がみられます。それはどういうことかと言うと、同人誌的な感覚や思考、ものが実は今マスマーケットになってきているという事です。

分かりやすい例は「Youtube」ですね。あの中のコンテンツの形式は同人誌に似てますよね。作り手が自由に編集して、掲載する。「動画の同人誌」のような。
では「Youtube」をやっている人が一部の限られた人間かというとそんな事はないですよね。私の妻も「Youtube」を毎日3時間は見ているし、自分でも飼っている犬の動画を撮って、編集して「Youtube」に掲載しています。「こんなにたくさんの人に(動画を)見てもらえた」と喜んでいるわけですよ。

そこで先程の話でインターネット・web2.0によってSNS、ブログというものによってオタク文化というのがマス文化になりつつあるという事ですね。しかもそれがグローバルに起きている。これが「グローバル化」という意味ですね。

ですから日本のコンテンツ会社は「世界に通用するコンテンツを創造する」を念頭において創造しなければならないと思います。
「世界に通用するコンテンツ」というのは「世界に売れる」ものという意味ではなく、世界の人に認められるという意味です。
それができなければ日本のコンテンツは世界の端っこに追いやられると思っています。

「我々はニッチなコンテンツを作っているんだから、ニッチでいいではないか」という考え方はもう通用しません。現在はすべてがニッチで、どのニッチもそれが世界中の同じ趣味の人間に広がるという世界になっています。

2つ目は「ブロードバンド」。
これが非常に重要で最近よく議論されていると思うのですが、日本は「ブロードバンド」という部分では遅れていると思います

昨年、スティーブ・ジョブズ氏(アップル社CEO)が音楽コンテンツ業界に対しての「Thoughts on Music」というオープンレター(公開書簡)を発表しましたよね。
「DRM(デジタル著作権管理)というものが無い方が音楽産業は発展する。」という書簡だったわけですが、それを受けて世界のメジャー音楽会社の1つであるEMIが有料ではありますがインターネット上の音楽配信はDRMをフリーにしたんですよね。

要するに「ユーザーの皆さんを信じますよ」、「(コピーできるものですが)コピーはしないで下さいね」というスタンスですよね。今まで日本のアニメーション業界は(日本のアニメのDVDを)日本国内で発売した後、6ヶ月〜9ヶ月はアメリカで販売をさせなかったわけです。インターネット配信や海外へは作品の保護の為に一定の期間を設けていた

しかし事実上、世界中の人間が日本で放送された直後にファンサブ(海外の映像作品に個人が無許可で字幕をつけたもの)なんかで字幕付で観る事ができる。だから極論で言うとDRM等の作品の保護についての議論や対応が置き去りにされてしまうわけですよ。

そういう状況の中でユーザーに対してビジネスが成り立つ形で、どういうアプローチをしていくかが大切です。そうじゃないと(ビジネスとして成り立つ形でのコンテンツ提供)コンテンツ自体が作れなくなりますよね。クリエイターにもお金は戻らないですし。

-そういうことですよね。
そういう状況下を今後打開していけば良いとお考えですか?

少なくともユーザーの良心を信じて、その人達が今求めているものに対して何が提案できるのかという事を考えていかなければいけないですよね。
アニメーション業界・コンテンツ業界で生き残っていけるかどうかは「ブロードバンドというプラットホームを理解した上で制作を行い、ユーザーに認められるかどうか」だと思います。

これは業界だけでなく弊社の展望でもありますが、もしコンテンツの世界で生きて行こうと思うのであれば、「グローバル化」と「ブロードバンド」この2つは確実に頭に入れた上でやっていかなければいけないと思います。



-会社運営をされていく上で1番大切にしている事はなんですか?

ですね。
その会社やトップに夢がないと誰もついてきません

次に重要なのがです。
何故人より夢の方が重要かというと、どんなに優秀な人が集まっていても給料をたくさん与えて繋ぎ止めたとしても、そこに夢が無かったらその人達は価値を発揮しないと思うんですよ。やっぱり夢があるからこそ、その夢を1つにする人達が集まってくるし、理念があるわけです。魂を震わすコンテンツを作りたいと思うから、スタッフはうちの会社で頑張っているわけですよ

「この会社は(魂を震わすコンテンツが)まだ作れていない」と思っても、「頑張って俺が作るんだ」と頑張る理由はその夢があるからですから。
その夢というのは私にとっては会社を運営する上で一番大切な事だと思います。

-石川社長が考える経営とは何でしょうか?

経営は大変!(笑)
私はどちらかというとやはり夢を語って、その夢に向かって自分でそれを実現していく事が好きな人間なんですけど、大きな夢になる程自分1人ではできないですよね。
だから経営というのは自分の夢であり、そしてみんなの夢でもある「夢」を実現していくチームとして突き進んで行く事だと思います。

今現在弊社グループ内にはクリエイターの人も入れると400人位の人間がいるんですけど、そうすると当然自分が知らない人間も出てくる。
そういう人とも夢を共有して突き進んで行けるかどうかという所がポイントですよね。
本当に大変ですよ。

-経営の中でここが一番大変という所はどこでしょう?

やはり人です。人の気持ちですね。
人にはそれぞれやりたい事があって、みんな違う気持ちを持っているわけですよね。
だけど会社としてやっていくにはチームとして役割分担もしないければいけないですし、助けあわなくちゃいけない
各人が好きな事だけやっていたらチームとして成り立たないわけですよ。
そこをどうやってまとめていくのかという所が、僕にとって一番大変な所ですね。

人間は機械じゃないですから。
私は元々理系なので計算式を作るのは得意なんですけど、その通りに人は動きませんから。それぞれの気持ちがありますからね。

-ズバリ!会社のココが売り!という部分はどこですか。

世界に対して訴える「グローバルコンテンツ」を作るという部分では誰にも負けないと思います。



-アニメーション業界・コンテンツ業界で働きたいと考えている人にアドバイスをお願いします。

視野を広くして、世の中の色々な面を見るようにすると良いと思います。
コンテンツを制作している人間はその作業に没頭する余り視野が狭くなりがちです。
さっきも言ったようにオタクというのは、マスマーケットかつグローバルになってきている今から10年・20年後にはおそらく(広い意味で)オタクというのが当たり前で、オタクではない人が当たり前じゃない人くらいになっていくのではないかと思います。

という事は視野を広げなくてはいけませんよね。
今までは自分の好きな事だけをして閉じこもっていても良かったかもしれませんが、これからはそれではダメで世界に目を向けて世の中や自分の周りで何が起こっているのか見て、その中で自分の好きな事でどうやって伝えていくのか、いかに自分と同じ楽しみや目標を持っている人間とそれを共有していくかを考えていく事が非常に重要だと思います。

皆なかなかそれができないんですよね。
やはり好きなものにどうしても視点が絞られてしまっている。
それは良い事でもあるんですよ。そういう風に1つのものを見ると言う事がなく、見るものをただ広げている人は失敗するので、(いろんなものを見るということだけをするという意味ではなくて)この業界で働きたいと考えている人は自分の持っているものを伸ばした上で、こだわり続ける所はこだわり続けて、1つ視野を広げて全体を見ると言う事が大切だと思います。

-将来の夢は?

やはりGDHグループが世界に名だたるコンテンツ企業になることですね。

-休日はいかがお過ごしですか?

庭いじりですね。
私は石が好きで、庭で石を並べ替えたりしていると非常に心が安らぐんですよね。

後は年に2回程、2〜3週間長期休暇をとって、妻の故郷のオーストラリアでゆっくり過ごします。

-現在はまっているものはなんですか?

犬ですね。
今、犬を預かっていて、その犬を訓練しているんですがとても楽しいですね。
毎朝会社に来る前に1時間くらい散歩させてます。
犬に対してダメパパになっているかもしれない(笑)

-好きな漫画・アニメなどがあれば教えてください。

私は比較的レトロなものが好きですね。
例えば「無敵鋼人ダイターン3」とか、「バビル2世」とかですね。
漫画でいうと「子連れ狼」。
「ドルアーガの塔」はゲームセンターでかなり熱中しましたね。
今度弊社グループでアニメ化とオンラインゲーム化する「ドルアーガの塔」も、とても楽しみです。

-現在のフェイバリットアイテムなどがあれば教えてください。

物に対しては余り執着しない方なのであんまりないんですが・・・うーん(暫く考えて)今は「アフロサムライ」のストラップですかね。

株式会社GDH 代表取締役 石川 真一郎社長

-人生の座右の銘は?

「Be creative.Be global.Be happy.」ですね。
これは私が結婚した時に思いついた言葉で、今でもそう生きていきたいと思っています。

-どうもありがとうございました。

株式会社GDH
http://www.gdh.co.jp/

GONZO
http://www.gonzo.co.jp/index.html

GONZO ROSSO
http://www.gonzorosso.jp/

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