オタクの鉄人
オタクの鉄人〜オタク業界のリーダー達に問う〜
第4回「株式会社ビジュアルアーツ 代表取締役 馬場 隆博社長」part2

オタク業界のリーダー達に成功の秘訣や考え方、今後の企業・業界の展望、プライベートの過ごし方まで徹底インタビューするオタク・オタク業界で働きたい人、必見のおたまっぷ新コンテンツ「オタクの鉄人」。
第4回は、「I've」や「Spray」、「はむはむソフト」など男性向け・女性向け問わず幅広いジャンルで人気のパートナーブランドを多数持ち、直営ブランド「Key」でもユーザーから圧倒的な支持を受けるカリスマソフトメーカーグループ、株式会社ビジュアルアーツの代表取締役 馬場 隆博社長のインタビューです!

〜前回の続き〜
-自社で働いていたスタッフが独立して、自社ブランドの1つを持つ事に対してはいかがお考えですか?
私の元で働いてくれていたスタッフが「独立したい」と思った時に他所へ行くのではなくてビジュアルアーツのシステムでブランドになりたいと言ってくれるのは私にとっては金メダルです。
彼らはビジュアルアーツの事を知り尽くしている人間ですから。
もし弊社がパートナーブランドさんに対してきちんとサポートしていなかったり、何か不正を行っていたら当然元社員の彼らは他所へ行きますよね。
他のフランチャイズビジネスでは、その企業様で働いていた方は独立した時に元いた会社のフランチャイズをやりたくないとおっしゃる方が多いと聞いています。「会社の中身を知ってるととても出来ない」と。
でもビジュアルアーツは違うんです。私はいつも全力でブランドさんをサポートしますし、常にブランドさんの気持ちになってものごとを考えるように心がけています。
その事をうちのスタッフもみんな見てる。社内の文化としてその事を肌で理解しているんですね。
たとえば弊社の不文律でこういうのがあります。ビジュアルアーツとブランドさんの意見が対立して話し合いがつかない場合、最後はブランドさんに従う、と。
あるいは直営ブランドと他のブランドの利害がぶつかったと。どちらが引くかというと直営ブランドが引く。 だから、やめた社員でも、元社員でもブランドになってくれる。それは私にとっては金メダルなんです。

-今後の会社の展望について教えてください。
まだまだ色々な事をやっていきたいですね。
色々な事をやって、その中から良いものは自然に残るだろうし、ダメだったらすぐに撤退すればいい。
その繰り返しだと思います。
そうやってビジュアルアーツは常に変化し、同じ場所にいない。そういう風でありたいと思っています。
-会社運営・経営をされていく上で1番大切にしている事はなんですか?
私は仕事を成すために大事なことは「常に論理的であること」と「強い心を育てること」、そして「倫理観を失わないこと」だと思っています。会社運営でも同じではないでしょうか。
いつも正しく速く、論理的に考えなければならないという事、そして事業をやり抜くには強い心が必要です。最後に何が正しくて、何が悪い事なのかを判断できる倫理観を忘れてはもしかするといけない会社になってしまいます。
この3つが揃わないと会社はどこかおかしくなっていく様な気がしますね。
-ズバリ!会社のココが売り!という部分はどこですか。
そうですね・・・強いて言えば「多様性」ですかね。
弊社のビジネスはオタク文化圏のユーザーさんに対してとってもいろんなものを提供させていただいてるわけですね。たとえばゲームや本、音楽CDのような商品であったり、コンサートやイベントのようなサービスであったり。それはもうすごく多様でしかも内容的にも幅広いジャンルなわけです。
売り、と言えるかどうかはわかりませんが、その提供させていただいている作品の種類やジャンルや傾向がとても多様で幅広いということは、そういう作品やコンテンツの多様性が、営業とかサポートや、はてはアプリのエンジンにいたるまで、全てのビジュアルアーツのシステムを幅広く鍛えてくれているということです。いろんな経験を積み、人間をステップアップさせてくれます。
そんな風に1つのジャンルや方向性、コアコンピタンスに囚われず、次から次へと幅広いカテゴリーで多様なコンテンツを提供させていただく。そしてその結果、いつの間にか少々のことでは揺るがない変化に耐えられるたくましい組織になっている、というのはビジュアルアーツの強みかもしれませんね。

-オタク業界で働きたいと考えている人にアドバイスをお願いします。
「まずはメールから」ですかね。なんといっても人間はコミュニケーションが大事ですよ。
オタクの方々は非常にたくさんの知識を持っていたり、深い造詣があったり、信念やクリエイティブな何かを追求していたりと非常に良い所をいっぱい持っておられます。
しかし、それを世界や自分の周りに向けて何らかのアプローチしていかなければ、ただ感受しているだけではあまり生産的とは言えません。ぜひ皆さんには受けた感動を再生産してクリエイター、つまり表現者になっていただきたい。そのため必要なことの一つは、他者へアプローチしていくことです。
その第一歩としては、現在であればやはりメールでしょう。筆まめという言葉がありますが、どんな事でも良いのでメールをたくさん出す。
そこから自然に人の繋がりというのは出来てくるものだと思います。
アプローチしなければ何も始まりません。
色々な会社に自分の作品を送ってみたり、友達に送るのでもいいですよね。
まずはメールをたくさん送ってください!

-将来の夢は?
宇宙に行ってみたいですね。
スペースシャトルに乗ってヴァン・アレン帯で愛を叫びたい(笑)
でも自分でお金を出すのは嫌です(笑)
-休日はいかがお過ごしですか?
休日・・・残念ながら今はネットやノートPCのおかげでいつだってどこにいたって仕事ができてしまいますからね。
なかなか仕事に触れない日というのはないかもしれません。
-趣味は?
スポーツと料理と音楽ですね。
-料理はご自身でお作りになれるんですか?
もちろんです。もともとなにかを作るのが好きな性分ですから。
最近のマイブームは料理番組を見ることですね(笑)
-現在はまっているものはなんですか?
「ひぐらしのなく頃に」のアニメですかね。
いやー面白いですね。
-現在のフェイバリットアイテムなどがあれば教えてください。
この前、知り合いに貰った「自社ビル自爆スイッチ」です。
いつか敵が攻めてきたら押してやります(笑)

-どうもありがとうございました。
VisualArt's Products Links
http://visualarts.product.co.jp/
Key Official HomePage
http://key.visualarts.gr.jp/
月刊ビジュアルスタイル
http://visualstyle.jp/
当サイト内の文章・画像・動画の無断転用・転載を禁止しております。
